くろごまさんぽ

くろごまは躁うつと上手くお付き合いしたいのです。躁うつ病の日常ブログ。

デイケア。

私は今、仕事を休職しています。
転職して一年半目にして、これです。
ここに至るまでにも、突発で休む事も多々あり、自分でも情けなく思う…。

基本、仕事が好き。
仕事を頑張る自分も好き。
自分のアウトプットが喜ばれるのも好き。
ワークホリックというのかもしれませんが、仕事は自分のひとつの居場所なのです。

そこに戻るために、課せられた試練?が出来ました。
病院併設の、デイケアでのリワーク通いです。
昔も一度、デイケア通いを試みましたが、その時は挫折してしまいました。
今回はどうなることやら…。

その時挫折した理由は、毎朝一時間余りかけて通う目的が見出せなかったからでした。
デイケアとは、職場復帰や生活リズムを取り戻すために通い、個々の目的に応じた作業や自習をプログラムに応じて行います。
その時の私は、午前中は自習、午後は手芸や工作、認知行動療法の受講といった感じでした。
そして一日一回、一時間の散歩があります。
時には映画を観るというプログラムもありました。

その時は構成メンバーが悪かった。
基本的には入院には至らないレベルの人が病院の診療対象なのですが、そのギリギリの人達もデイケアの同じプログラムを兼ねていたために「引っぱりあい」が起きました。
それは、負の方へ、です。
メンバーの中には、”プチ鬱”もいれば、”リスカ常習者”、”重度鬱”、”新型うつ”もいました。
あくまで、私の見解でしたが。
周りとのコミュニケーションもひとつのリワークなので接するのですが、人って弱いもので、楽な生き方と見える方へ流れてしまいます。
会話をしているうちに、何で私はこんなに頑張って仕事をして病気にまでなってこの環境にいるんだろう?という、基本的な疑問が湧き上がるようになってしまい、ここにいる自分に嫌気がさし、通わなくなってしまいました。

勿論、悪いことばかりではありませんでした。
その中でも自分と程度の近い「良き理解者」にも出会え、お互いの情報を交換し、ありがちな孤独感を埋め合う事が出来ました。
薬の情報、症状が出た時の過ごし方、職場環境や会社の対応、手帳や年金の情報、などなど。
時にはデイケア後にお茶をしながら話したりして、人と話す習慣を戻す訓練にもなりました。

今日の主治医との話だと、クラス分けレベル分けが少し変えられたようで、以前のようなごちゃ混ぜプログラムが減ったようで安心しました。
どの病気や症状が悪いとは思いません。
みんな、それぞれ、もがき苦しんでるから。
でも自分に合った環境に身を置くのは大切だと思うからです。
まだ今の私には、人の負のオーラを跳ね除けたり客観的に受け止めることが出来ないだけです。

来週は、上司面談、人事面談、デイケア入所面談です。
少し、前へ進めたかな?
それだといいな。