くろごまさんぽ

くろごまは躁うつと上手くお付き合いしたいのです。躁うつ病の日常ブログ。

目から鱗の助言。

昨日、久々に幼馴染とゆっくりとご飯に行けました。
4歳からの友人なので、お互いの人生全て知ったる仲です。

近況報告から始まり、お互いの腹黒い部分を掘り下げたり、自分では分からない性格や生き方を探り合ったり。


その会話の中で、どの話にも共通していて気を付けなさいと言われた事があります。
「相手に見返りを求めるな」
「先の事を考えすぎ」

「相手に見返りを求めるな」
私は人に頼まれると、相手が期待している以上にやってあげてしまう傾向があります。
多少の自覚はあったけど、それは相手にとって本当に為になるのか満足されているのか、そこまで考えた事はありませんでした。
要は私の自己満足が大半であるのです。
「これだけやってあげた」それが強く残る。
そう思えるだけの動きをしてしまうから、勿論この体では寝込む程の体力精神力を使っています。
だからこそ、一言感謝が無かったり、思わぬしっぺ返しを食らうと、落ち込んだり憤ったりと、メンタルレベルを下げることになってしまいます。
相手に期待をしない事。
何だか突き放したような寂しい言葉だけど、自己防衛の為に仕方ないですね。

「先の事を考えすぎ」
自己防衛本能は、ずっと先々の人生を考える方に使われていたようです。
人生折り返しを迎えたにあたり、子供が居ない自分はどう苦労せず穏やかに終わりを迎えるか、そこに注力していました。
多分、病気になって死について何度も考えたことがあるからだと思います。
人なんて何があって明日死ぬかもしれない、それを思うなら備えや事前に色々考えなきゃいけないと焦っていました。
でも友人曰く、「自分の人生には周りの人が関わってるんだから、思い通り描いたようにいかないのが当たり前。なら今考えたって仕方ない」とのこと。
石橋を叩き過ぎて自分で壊してるよ、そんな言われ方でした。
確かにそうかもしれません。
ただ、自分の性格を加味して考えると、何事もあとを濁さずにいたい気持ちばかり。
後ろ指、陰口、そんな事に押しつぶされて私を塗り替えられてしまうのが怖いのです。
だから自分から良い人出来る人を演じてしまうのでしょう。
そして疲れ果てるんでしょうね。


自分の心の中だけで思っている事を他人の前で並べ立てて論ずるのは、かなり勇気がいる作業ですが、幸い彼女の前では体調も崩さず穏やかにいることが出来ました。
プライベートな認知行動療法ですね。
本当にありがたい時間でした。

でもまだわからない事は沢山モヤモヤとしています。
もう少し周りに我儘を言いたいけど、病気を盾にした嫌な奴にならないか?とか。
とりあえずやってみようという行動力は、躁の時期故ではないのか?とか。
これらの点については、また別途考えて記そうと思います。