くろごまさんぽ

くろごまは躁うつと上手くお付き合いしたいのです。躁うつ病の日常ブログ。

デイケア入所面談。

説明会と面談を終えてきました。
正直、通うのは気が重い…。

通うデイケア施設は、かかりつけ医の併設です。
こじんまりとした心療内科だけれど、院長が熱心な方のようで、徐々に規模を拡大しています。
トライワーク(生活リズムと日常生活の回復が目的)と、リワーク(社会生活復帰が目的)のプログラムがあります。
恐らく、50名程度の規模の施設です。

今回デイケアに通わなければいけないのは、復職の一番の尺度として産業医に評価されるからです。
休職中、毎日図書館に通って感想文を書いて下さいなんて無理を言う産業医だからね。
そんなの健康でも難しいよ。
一人でどんなモチベーションを保ってやるの?と聞きたくなりました。
石にかじりついてまで、アウトプットを読まれるものじゃないものにやる気にはなれませんでした。
だから、最短最良の道として、デイケア通所を選びました。

デイケア通所に気が重いのは、色々とあります。
以前、同じデイケアに一度通った事があります。
その時は今よりも制度やルールがはっきりしておらず、様々な症状の人が混在する時間が多かったです。
それもあり、プログラムや休憩でその方々と交流するうちに、回復しつつあった自分の体調や心境にマイナスの変化が現れてきてしまいました。
自傷痕を見たり、薬でかフラフラした人を見たり。
勿論、彼等は通所出来ているから回復期や停滞期にあるのでしょうし、それでも前向きに通所する意思は素晴らしいと思いました。
しかし、当時は自分の症状が酷くても「心の風邪」程度の認識でしたから、精神疾患を一面でしか見ておらず、現実を見て衝撃を受けたのは確かでした。

自分はこのカテゴリーに入っているのか。
下手したら、この方よりも悪化する可能性もあるのか。
そんな事を思うと、会社からや家族から、友達からもこういう悪い状態のイメージを持たれているんだろうか。
そんな事を考え、悲しくもなりびくびくするようになりました。

だから程なくして、同じサラリーマンとして社会復帰を目指す数名の方と連絡先を交換し、なるべくその方々と悩みを話すようにしていました。
やっと這い上がれてきた自分が、同じ志と環境を持った人達と共に元の生活に戻れるようになるように。
ルールやプログラムを拒否したこともありました。
申し訳なかったけれど、それだけ自分はがむしゃらに元の生活を目指したかったからです。
最後は自分でしか、自分を守れないと思ったからでした。

今回はどうなることやら。
でも、今の職は絶対に手放せない。
アラフォーで女で病気持ちで転職する事の大変さは、経験してきたので。
背水の陣でやるしかないのです。