くろごまさんぽ

くろごまは躁うつと上手くお付き合いしたいのです。躁うつ病の日常ブログ。

躁うつと保険。

これって、結構悩みの種ですよね。

私は現在、傷害保険(骨折など、けがの保障)、がん保険に入っています。

躁うつ病に入る前から入っていた医療保険・生命保険は、前職の会社の団体保険だったため、退職とともに解約されてしまいました。

その後、医療・生命保険に関しては加入に伴う不便を色々と感じています。

 

疾病中に更新のあった、ゆうちょの保険付の積立貯金?は告知で引っかかり更新出来ませんでした。

前職と同じ団体保険加入の現職に転職出来た際も、告知項目により再加入がダメでした。

 

一般的な医療・生命保険は告知義務が厳しく、躁うつ病で通院歴投薬歴がある時点で加入が難しいです。

最終受診日から3~5年後でないと加入出来ないからです。

躁うつの時点で、完治という終わりは限りなく無い訳で…。

ですので、一般的な保険料の安い商品には加入出来ないです。

そこで選択肢に上がるのは「緩和型」と呼ばれる商品分類になります。

数項目の告知義務内容を満たしていれば加入可能です。

恐らく、緩和型しか躁うつの方は加入が難しいと思われます。

 

保険は年齢と性別によって掛け金が変わります。

ですからここで一律にいくらとは言えないのですが、私の場合はだいたい3000~5000円前後の月掛金でした。

安心料といえど、結構な負担になりますね。

 

保険比較会社に勤務でファイナンシャルプランナーの友人に比較を頼んでみました。

どうやら、CMでよく耳にする会社の商品も加入が可能なものがあるようでした。

しかし、プロ曰く、「自分が何の保障を受けたいかの明確化と、貯金と掛金のバランスで加入を勧めるかどうか決める」との事でした。

たとえば。

「入院保障が欲しい」

 現在、日帰り入院や短期間入院が主なので、長期入院についてはあまり想定しなくてもよいのでは?とのこと。もっと入院したくても放り出されるんでしょうね(苦笑。

 告知済みの病気が精神疾患であれば、その病気での入院保障があるかは確認しないといけないと思います。

「貯金と掛金のバランス」

 貯蓄が心もとない場合、保険に加入して備えるというのが本来の目的に叶うのかもしれませんが、もしかしたら掛金を払い続けることによって入院費を上回る掛金を払ってしまうかもしれません。

 健康保険で自己負担は3割、その3割を想定して掛金とのバランスを考えたほうがいいと思います。

 

じゃぁ結果、私はどうしたのかというと…。

1年、某保険会社の緩和型保険(年間掛金は2.5万くらい)に入りましたが、止めました。

がん以外で必要な先進医療保障は欲しかったけど、そこまで自分に執着していないので、まぁいっかと(汗。

私にはまだ守るべきものが無いので、周りに迷惑をかけない葬儀代等だけ残しておこうと決めました。

…かなり後ろ向きな決断かもしれませんが、これも一つの覚悟ですからね。

 

ここまで勝手な意見ばかり書いていますが、ご心配な方は心配の種を一つでも減らすよう、保険のなんちゃらで相談することをお勧めします。

私はそれでひとつ、マイナスの種が減って身軽になりましたので。