くろごまさんぽ

くろごまは躁うつと上手くお付き合いしたいのです。躁うつ病の日常ブログ。

暗いトンネルを抜けた後は

秋の嵐が通り抜ける2日間、寝たきりでした。
寝たきりといってもトイレには起きられるのですが、起きて椅子に座っても落ち着かずまた寝るの繰り返し。

食欲もなく、みかんの缶詰やヨーグルトを食べて薬を飲み、また寝る。
それでも起きると胃の調子が悪い。
身体の中も心も全てが活動することを拒んでしまいました。

胃腸の調子が悪いのは、二週間前処方された、ルボックスのせいとわかっています。
胃薬のガスターガスモチンを用いても消えない吐き気と胃痛。
ギブアップして10日くらいで飲みやめてしまいました。
元々、サインバルタの底上げの為に飲み始めたので、飲みやめても余り差し支えなかったので、自己判断しました。
それから2〜3日で胃痛は止みましたが、こいつ私には全く合わない薬でした。

家庭の事で4日前くらいにどん底に落ち、久々の希死念慮に怯え、酒を浴びて寝れば朝には落ち着くと思っていたのに、悪天候と気圧の変化に引っ張られてどん底まで落ちてしまいました。
希死念慮はあかんね。
私は希死念慮が出ると、いつも死に場所の確認と遺書をEvernoteに記す癖があります。
死に場所は、ドボンするところ。
ここには私の人生の一番の思い入れがあるので、おそらく決行する時には500キロ車を走らせてでも向かうでしょう。
遺書は、人々への感謝とささやかな貯金の行方と分配を記し、なるべく迷惑を掛けない最期を目指しています。
そのアカウントだけを、信頼できる友人へ託すという算段です。
twitterやこのブログは、遺すと遺族には辛いものになるので、残さないです。

私は今休職中で、リミットは来年の春まで。
4月から休み始め、途中にリセット旅行に行き、ぼちぼち調子が整ってきたのでデイケアに入所しました。
といっても、全然通えず。。。
辛いことに、デイケア出席率90%ないと職場復帰が許されていないです。
会社の保健師が冷たい人で、あまり融通が利かない。
会社の規模が大きく、産業医の面談予約もなかなか出来ない。
困ったな…と、年末を目前にし、途方に暮れています。

ところで、リセット旅行とは何ぞやですが。
沖縄一人旅を一週間くらいするのが私にとっての大きな気分転換になります。
行きたいと思ったら鬱だろうが、何だろうが、飛行機のチケット往復と、宿だけサクッと取っておき、それに向けて体調を整える努力をしていく。
寝たきりが続いたら旅行を諦める。
多少の不調なら、旅程に身を預けます。
旅程は、その日暮らしのようなノープランが殆どで、1人でドライブし、疲れたら休み、美観を愛で、夜は美味しい物を食べて寝る。
家事をするプレッシャーも無くなるし、辛ければ一日中宿で過ごします。

実は、前職で休職していた時もこれをやっていて、この二週間後にも計画しています。
これで4回目くらいのリセット旅行。
これをすると、日常では出来ない充電される気がするのです。
自分で無理やり軽躁に持っていけるよう、コントロールする訓練でもあります。

周りから見たら、偽鬱病と思われてるでしょうね。
でもいいんです、理解されなくても。
私には私のやり方があり、私の身体と対話出来るのは私だけなので。
そんな思考が出来るようになったのは、病気になってから。
数少ない副産物なので、この気持ちは大切にしようと思っています。

さて、あと10日くらい、心と身体の準備をします。

ここにコメントや、裏twitterのDMで感想をもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いします。





低空飛行に薬を追加。

この一ヶ月くらい、鬱々としています。
双極性なら少しくらい躁のご褒美が欲しいですが、少しもピコーンと上向きません。

大好きなハンバーグを目の前にしても
子供と遊ぶ楽しい機会があっても
気の合う友人と飲む機会があっても

どれもいつもならそこそこ楽しめるのに、楽しめない。。。
食事もあまり美味しくない←これ辛い。
たばこも酒も美味しくない←かなり辛い。

最後の砦の、猫を愛でるのだけは幸せを感じるので、これだけで日々過ごしてます。

ジェイゾロフトを止めてから半年くらい。
薬は徐々に減り、ラミクタールも止め、サインバルタ40mgとエビリファイ3mgまでいったのに。
ここ2ヶ月でエビリファイ6mgへ、サインバルタ60mgへ、そしてルボックス100mg/dayに追加となりました。

ルボックスを追加するなら、ジェイゾロフトをとも思いましたが、主治医はルボックスを選んだので一度従い試してみようと思います。
新しい薬は怖いんだけどなぁ。。。

私は性格的に気持ち上がり気味が合っているので、その為の薬のセッティングが難しい。
過去2年くらい、ジェイゾロフト50mg、ラミクタール100mg、サインバルタ40mg、エビリファイ3mgでセッティング出来ていたのに、減薬を念頭に置いてから少しズレてしまいました。

ルボックスについてはまた後日インプレします。

さぁ、少しこれで上向けば。。。






パワーチャージと神頼み。

躁うつになってから趣味が幾つかあります。
やはり躁の時の趣味が多くとなりますので、行き過ぎたコレクター癖が弊害として出ますが、ひとつ例を取ると、パワーストーン

始まりは自分のパワーの無さを補ってもらいたいという神頼み的なところからでしたが、自分への効果というか、信じるものは救われると思う少しスピリチュアルな所に落ち着き、自分のものや友人のものを作って数年になります。

好きな物に囲まれると落ち着きますよね。
最近では、アメジストドームを部屋に置いて浄化を始めました。
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心なしか、部屋に居て心地よい時間が多くなりました。
たまに抱きしめてます(笑)

石は流通経路で様々な気を集めてきてしまうので、届いてから数キロの塩に埋もれさせ浄化をしました。
アメジストは日の光に弱く退色してしまうので、流水や塩の浄化が良いとされています。
それをしてから、プログラミングという、願い事を石に行います。
抱きしめて願い事を心で唱えるのですが、それで、完了。
それらを完了すると、不思議と紫色が深く輝きました。

ドームは、ブレスレット達の浄化場所としても良いです。

最近自分に足らないパワーとして、仕事や金運、あとはヒーリング。
まずは仕事運と金運。
太陽ルチルのバングルを手に入れました。
鉱石から放射状に金線が出ている、お日様のような美しさです。
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以前買ったルチルバングルがいい感じにパワーをくれる様になって、金運が良くなってきたので、もう少しパワーを感じるものを追加しました。
ルチルはパワーが強いので、自分に馴染むまでに時間がかかります。
以前買ったバングルが馴染んできたところ、お願い事がいくつか叶う様になってきました。
最近、臨時収入があったのも、この子様々。
プロ野球落合監督が、優勝時につけてたルチルブレスはため息が出る様な美しさのものでした。
華僑の方々が好む石のひとつというのも、納得出来ます。
ルチルの引き寄せパワーは、信じる人は恩を受けてると私は思っています。

ヒーリングのパワーチャージには、これ。
スーパーセブンです。
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7つの鉱石のパワーを含む、稀な石。
少し奮発して、色んな色に変化する鉱石を含んだものを購入しました。
見ているだけで癒されます。。。
これからのこの子の働きを期待。

頼れるものが無いとき、味方がいるって思えるだけでも嬉しいじゃないですか。
そんな私のコレクションです。














堂々巡りに自分と向き合う。

今の私は躁の時も鬱の時もあまり外出が好きじゃない。
病気になる前は、色んなお店を巡ったり美味しい物を食べたりと、リア充な日々でした。
流行りの物を見、食べ、人と集まり。。。
そんな私を懐かしく思い、友人に心配をかけないようにFacebookは継続していて、たまにリア充な時があれば書き込みするようにしています。
病気へのささやかな抵抗?といったところでしょうか。

リアルな友人とも疎遠になりがちです。
人と会うときは、軽躁でないと外面な自分を保てず、それなのに軽躁の反動で帰宅すると倒れるように眠ってしまう。
これを治さない限り、会社にも毎日行けないし、人並みの生活が出来ないだろうなぁ。
その為に復職プログラムとしてデイケアにリハビリに行かねばならないのですが、それもままなっていません。
人に囲まれるのが疲れてしまい、そのくせ誰とも話さず本を読んだりしてる自分に嫌気とストレスを感じています。
こんな自分、本来の自分じゃないと認めたくないかのように。

なら、本来の自分とはどんなんだろう?
ひけらかす訳ではないのですが…子供の頃から人の前に立ち、みんなを楽しませ、まとめ役を引き受ける、お調子者、そんなタイプでした。
仕事だって負けずにやって成果を残してきた。
ずっとそれでうまくやってきた。
幸せな事に、周りも認めてくれ、ついてきてくれていたのだと思っています。

そんな自分が自分らしいと思っていたし、好きでした。

なのに、大人になってからの一度のイジメや苦境でこんなに簡単に折れてしまうなんて。

病気になるまでは、そんな他人なんて馬鹿だと思えばいいよ、そう思っていたし、人からの相談にもそう答えて笑い飛ばそうと言っていました。
相談してくれた人は思い悩んでいたはず。
簡単にそう答えてしまっていた自分を後悔しています。
思いやりが足りなかった、と。

そして自信を失ってしまいました。
人と接することへの自信。
もう、昔のように人付き合いをうまく出来ないだろう、そう思います。

幸い、”反射的な”人付き合いはまだ出来そうです。
反射的とは、自分に擦り込まれている人付き合いのパターン化した振る舞い。
こう言われたらこう返す、すると相手は不快に思わないという、職業的な振る舞いだと思っています。
これがまだ残っているようで、最低限の付き合いは出来ているようです。
周りが心配してきていないのが良かった。
私には、人に迷惑や心配をかけるのが一番辛く感じてしまうからです。

反射的な振る舞いは、楽です。
何も考えていなくても、自然と自分から言葉を発しているし、振る舞えている。
でも、これって、過去にプログラムされたものをリロードしてるだけのロボットみたいです。
だから新しい発見や楽しみが現れてこない。
砂を噛むような日々の生活は、これを行っているから、でしょう。

でも、自発力を今の私に求めるのは性急と思います。
焦っちゃいけない。
これまでも焦って失敗ばかりしてきた。
ならいつになったら焦れるのだろう…。
焦れる事って、自然であり幸せな事だったんだなぁと、思います。
不自然過ぎる今からしてみたら。

焦る→失敗する→落ち込む→病状が戻る。
こんな堂々巡り。
どこに私の打開の切り口があるんだろうな。









強くありたかった。

私が発病した理由の半分は、過去の職場環境と仕事の負荷でした。

当時の職場は、新しい分野に参画していました。
簡潔に言うと、とある企業の中で派遣が行っていた仕事の窓口を集約して一部署とするために、子会社である私の在籍する会社がそのプロジェクトを請負っていました。
その為に古株の派遣を我が社に契約切替をしていく途中。
私はそこに転職をし、古株の派遣を部下とする社員の立場でした。

私はそこで派遣の女性からイジメに遭いました。

無視、業務放棄、トラブル対応の押し付け…。
きっと新参者の年下から指示を受けるのが気に入らなかったのではないかと思います。

私にも社員としての立場と意地があったので、耐え続けました。
でも、顔は引きつり笑いまでは出来ても体は正直でした。

過眠→胃腸をやられる→じんましん→ストレス性の痔→目眩に嘔吐。
最後は起き上がれなくなりました。
体って、ちゃんと徐々にシグナルを出してくるんですね。
他人事のように感心してたなぁ。
30過ぎて年齢的にも体力が落ちてきていたしと、ストレスなんかじゃない!と自分に言い聞かせていたのが仇となってしまいました。

そこから休職に入り、3ヶ月寝込む事となるのですが、この時の記憶が殆どないのです。
多分、脳が記憶に蓋をしてくれたのでしょう。
唯一覚えてるのは、ひたすら寝て、何も感じない心だったということだけです。

今でもそのメンバーの名前を聞くと心がザワザワします。
幼少期にはイジメから遠い存在だっただけに、大人になってからの傷はなかなか癒えませんね。

今の私なら、どう対応出来るだろうと思う事があります。
多分、毅然とした態度で、悪者になろうが陰口を叩かれようが、社会の順列に則った態度をする気がします。
私には、厳しさが足りなかった。
いい顔をして振り回されてるだけでしたから。

やり遂げたかった仕事と居続けたかった会社。
努力してやっと得た転職でしたが、退職せざるを得なくなり去りました。
悔しい。
今でも悔しい。
奴らにも、自分にも。

躁うつ病という完治しない病気を背負ってしまい、周りにも迷惑や心配をかけました。
今の私に出来るのは、穏やかな心を持って人に優しくすること。
唯一の不幸中の幸いは、人の痛みを知ることが出来たことです。
だから、一呼吸おいて人に接するようになれてきたかな?と思ってます。

これもまた人生、かな。
そう、思おう。
後は、決して奴らと同じ行為だけはするまい。
その為にも、強くなりたいです。










精神障害者福祉手帳。

お世話になってる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いわゆる、「手帳」、「障害者手帳」の話です。

精神疾患を患って福祉にお世話になっていくルートというと
このルートかなと思います。
実際、私はこのルートを経験してきました。

精神疾患の場合、お金の面に関してはとても辛い事が多いです。
精神疾患の薬価は高いです。
新薬が多いからでしょう。
そして長期決戦となるため、非常に懐を圧迫します。

初めて自立支援の制度を知った時、本当に有り難かったです。
かかりつけの精神科と薬局のみ対象としても、本当に助かりました。
診察は3分という時もありますが(笑)、薬も含めたら結構な出費。
その点、自立支援を受ければ一割負担という免罪符は本当に嬉しい。
申請についても、比較的ハードルは低いと感じました。
私は長年利用させてもらっています。

その次のステージに、手帳があります。
気持ちとしては一気にハードルが上がります。
総じての、「障害者」の一員になるのですから。。。
その分、メリットとデメリットが出てきます。

【メリット】
自治体によってだいぶ異なるようです。
これはお住まいの自治体にて調べる必要があります。
たいていは、お金の面になります。

全国共通でのメリットで思いつくのは…(手帳2級の場合)
*税金控除(所得税など)
*携帯電話会社によって、基本料金の免除や割引がある
*公共施設の入場料で減免があるときがある
*映画鑑賞の割引がある映画館
*金融資産の一定の税率負担0枠

私の住まいの自治体ですと、プラスとして次がありました。
*税金控除(住民税など)
*県内受診の医療費が0割負担
*助成費支給(4000円/月)
*タクシー利用費用半額補助(12000円/年)

などなど。

【デメリット】
*クローズ就業している場合は、税金控除により手帳所持が経理にバレてしまう

就業している場合の会社バレは、ケースバイケースですね。
規模の大きい企業は従業員数に応じて障害者雇用が義務付けられているため、人事からかえってプラスと取られる場合もあります。
障害者雇用カウントをすることで雇用義務の罰金が減るらしいです。
逆に、障害者に仕事を任せられるか!なんていう精神論が根付いている会社であれば、退職に追い込まれるかもしれない。
こればかりは、個々の事情によりますね。

私の場合、今の会社で就業する前まで手帳2級を持っていました。
仕事が決まったため返納しましたが、病気が再発し休職したため、再度申請し2級所持に戻りました。
しかし、今の会社に籍があるうちでも、手帳クローズでいきます。
何故なら、人事の考え方が見えないから。
復職しどんなに仕事をがんばっても、手帳の経歴がマイナスに働くかもしれないし、手帳という見えないインパクトがどう転ぶかわからないからです。
まぁ、退職しなければの話ですが。。。

あくまで私見ですが、就労ギリギリラインを歩む方なら、2級でも3級でもクローズの方がいいと思います。
バラすのは、いつでも出来ますから。
オープンで働くメリットを受けられるときだけ、手帳オープンがいいのでは、と。
ただ、オープン就労は狭き門だそうですね。。。

障害年金については、またの機会にお話し出来ると思います。
かなり高いハードルですが、一度は2級を受給したことがありましたので。。。

とりあえず、この度、再度手帳2級を頂けましたので、一先ず安心しました。
この苦しさが認められた、といいましょうか、何か安心した面があります。
ただ、公的の基準として、自分の病状がこのラインなのかというのは凹みますね。
精神疾患は血液検査値などの尺度がないので、こういった扶助の基準が疾患レベルの尺度になるのでしょうか。
悲しいなぁ。。。

早く脱しなきなゃなぁ。











出る、休む、休む。

私のデイケア参加率です。。。
困ったもので、1日バッチリ参加すると、そこから2日間寝たきりとなる始末。
仕事を休む前もこんな感じの出勤率だったなぁ。
これを直さなければ復職は不可能。
何とかせねば。。。

今日は休み明け一発目なので、比較的元気です。
といっても昼夜逆転のままの参加なので、夕方にはグダグダに眠たくなっていそうですが。
眠気を覚ます為に、デイケア前にコメダでカフェイン注入中。
コメダ、すごいわ。
開店前から並んでました。
シニア世代が集う集う!
私の老後はこんな余裕があるのだろうか…と、余計な不安を考えてしまいました。

睡眠薬ロラメット、二錠に増やしたのに効かなくなってきました。
耐性がついてきてるんでしょうね。
困った、そろそろ睡眠導入の役割を代替しないといけなくなりそうです。
眠気が朝に残らず、スカッと5時間くらい寝れる睡眠薬が欲しいです。
サイレース夢遊病のようになってしまい、夜中の行動を殆ど覚えていないという怖いことぬってしまったので退陣させました。
オススメの睡眠薬があれば、教えて頂けると助かります。

休む、休むの2日間は、睡眠薬など無くても20時間くらい寝てしまいます。
その間は長編映画のような夢を延々と見てます。
眠りが浅いんでしょうね。
そして、そこから復活すると眠れない。。。
睡眠障害がこんなに辛いものとは思いませんでした。
鬱期も辛いけど、寝ても醒めても辛いのも、ね。。。
健康体の有り難さをしみじみと感じます。

睡眠障害がトリガーとなって鬱を引き起こす事が多い為、睡眠の質を上げようと寝具を少し良いものにしたりしてます。
エアーウィーヴを敷くようになってから、腰が痛くて目がさめる事が少なくなりました。
外的要因がひとつ減るだけで、気分的にも身体にもこんなに楽だとは。
次は枕を狙おう。
睡眠ストレスからきてる歯ぎしりやいびきからも解放されたらいいなぁ。